ついにオートバイもハブ化、ナビ化の時代へ
モトブロガー必須のアクションカムを標準でサポートするということは、トライアンフをはじめ各バイクメーカーがモトブロガーの動画を重要視していることを伺える。Youtubeトライアンフ公式チャンネルでのMattRiderさん起用はその前兆なのかもしれない。GoProに加え、インカムやスマホまでペアリングし、電話、ナビ、SNS、Siriなど音声制御までできる集中端末、ナビ、ハブ化の時代がオートバイに到来。これはEVカーと同じ流れである点で予想できていたが、ついに、という実感が湧く。ただし、ナビはタンバイターン方式の簡易型だし、スマホアプリ依存なので、山ツーでは不向きであるなど、課題はあるが、EVカー同様、改善されるだろう。EVバイクをどのメーカーが先手を取るか、そんな予感を感じさせるニュース。まとめました。
TFT搭載の全モデル対応の新世代オートバイハブ
トライアンフモーターサイクルズジャパンは2018年11月12日、2019年モデルに新世代モーターサイクルコネクティビティを導入することを発表した。これは、オートバイメーカー初のGoProコントロールシステムをはじめ、Googleによるナビシステム、電話操作、ミュージックコントロールなど、ユーザビリティの高いライダー体験を強化するバイク用ナビシステム。2019 年春以降のTFT搭載全モデルに展開され、TFT ディスプレイ搭載の新型モデルだけでなく、すでに TFT搭載のモデルにも弊社正規販売店を通じて搭載することができるという。
NEW Triumph TFT コネクティビティシステムの4つの機能
2019年モデルに新世代モーターサイクルコネクティビティシステムの4つの特徴は以下の通りだ。
- 内蔵型 GoPro コントロールシステム(モーターサイクル世界初)
- Google™によるターンバイターンナビゲーションシステム(トライアンフ初)
- 電話の操作
- ミュージックコントロール
2019 年春以降に本格展開される新システム
TFT コネクティビティシステムは、トライアンフ TFT ディスプレイを装備したすべてのトライアンフモデルに適用されます(新型および次の現行モデルの両方)。
対応車種 |
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対応方法 |
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機能概要
モーターサイクル初の内蔵型 GoPro コントロール
モーターサイクルでは世界初、トライアンフのみで利用可能となる内蔵型 GoPro 制御システム。 これによってライダーは GoPro で走行の瞬間をキャプチャーでき、ハンドルバー左手のスイッチキューブを介して、直感的に GoProを操作できるという。

Speed Triple RS GoPro コントロール
気になるGoPro操作内容
TFT ディスプレイではGoPro のステータスを示すシンプルなグラフィックアイコンを画面に表示し、下記のGoProコントロールに対応している
- モードボタン
- 動画撮影ON・OFF
- 写真撮影
- バッテリー残量

GoPro コントロールシステム
Googleのターンバイターンナビゲーションシステム
トライアンフ初の導入となる、 Google™によるターンバイターンナビゲーションシステムだ。

Google™ターンバイターンナビゲーションシステム
走行開始すると、方向指示アイコンが表示されナビがスタート。スマホの MyTriumph アプリとディスプレーが Bluetoothで接続され、ライダーはスマホ画面にルートを直接呼び出すことも可能だ。上の紹介動画を見ると、ロータリー交差点にも相応の矢印アイコンで表示されていた。シンプルな方向指示が基本であり、TFTディスプレイに詳細地図は表示されないが、必要最小限で洗練されたナビゲーションシステムになるだろう。

電話&ミュージック操作
TFT システムにスマートフォンと Bluetooth ヘッドセットをペアリングでき、移動中でもハンドルバー左手のスイッチキューブで操作操作できる。操作の内容は以下の通り。
- 通話の発信や着信
- SMS通知
- 音楽トラックの選択
- 音量調整

Scrambler1200 Quartz 着信時表示

MUSIC コントロール
お問い合わせ
この新しい TFT コネクティビティシステムは、トライアンフの TFT 搭載モデルシリーズで 2019 年春以降に展開予定。詳細は、2019 年 1 月に発表されるという。
トライアンフコール TEL:03-6809-5233
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