
トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンは2018年12月5日、新型 SPEED TWIN を発表した。日本導入は2019年初春、メーカー希望小売価格は未定。
トライアンフ新型SPEED TWINの特徴
クラス最高峰のハンドリング
- 自信を鼓舞し、正確で敏捷性に優れ、ダイナミックな走行
- 専用の新しいシャシーおよびサスペンションのセットアップ
- Thruxtonと比較して10 kg軽量
- 高仕様のBrembo製ブレーキおよびダブルディスク
- ABSと切り替え式トラクションコントロール
- 乗り降りが容易なローシート高とピリオンシートの性能により実現される快適で乗りやすいライディングポジション
スリリングな性能
- Thruxtonチューニングが施され、アップデートされた1200cc HP Bonnevilleツインエンジン
- エンジン回転数全域で発揮される高出力(最高出力は97PS @ 6,750 rpm)
- 爽快なトルク伝達(最大トルクは112 Nm @ 4,950 rpm)
- ブラックツインアップスウェプトスポーツサイレンサーから生み出される特徴的なブリティッシュツインサウンド
最先端のライダーテクノロジー
- スポーツ、ロード、レインライディングモード
- DRLヘッドライト(該当市場のみ)付きLEDライト
- トルクアシストクラッチ
- 機能搭載のツインクロック
- USB電源ソケット
- イモビライザー
- アクセサリーのTPMS機能
美しくモダンなカスタムスタイル
- 現代的なBonnevilleの新基準に結びつけられたトライアンフの時代を超越するDNA
- 筋肉質なデザインと印象的なロードスターのスタイリング
- 90種類を超えるSPEED TWINカスタムアクセサリー
- カテゴリーをリードするフィニッシュとディテール
- 美しくデザインされたプレミアムな装備、フィニッシュ、ディテール
- ブラシ仕上げアルミニウム製マッドガード、スロットルボディカバー、サイドパネルフィニッシャー、ヒールガード
- 7スポークアルミニウム製ホイール
- モンツァスタイルフィラーキャップ
- ミニマルなリアエンド
- バーエンドミラー

伝説再び
世界で初めて大ヒットしたパラレルツインエンジンを革命的なシャシーに搭載し、モーターサイクルの様相を一変させた1938年オリジナルのTriumph SPEED TWINは、ライダーたちに向けた啓示ともいえるモデル。今年は最新型1200cc SPEED TWINが再登場し、クラス最高峰のハンドリングにおける新基準を再度設定。モダンカスタムロードスターの乗り心地を打ち立てたあとの本機リリースとなった。
この最新型SPEED TWINは、Street Twinの現代的なカスタムスタイルをすべて持ち合わせ、より美しいプレミアムなディテールが付け加えられている。Thruxton Rの出力、トルク、テクノロジーすべてを、より扱いやすいモダンなセットアップで提供。また、Bonneville T120の走りと快適な乗り心地を実現。
その結果、20世紀を象徴するそのモデル名のように、まったく新しい基準を設定する新たなパフォーマンスのアイコンモデルとなったと伝えられる。
クラス最高峰のハンドリング
新型SPEED TWINは、正確で敏捷性に優れ、ダイナミックなモダンロードスターの走行、ライダーに自信を与える直感的な感覚により、クラス最高峰のハンドリングを実現する新たな基準をもたらすという。
Thruxton Rから開発された専用の新フレームは、高性能のカートリッジ式フロントフォークとプリロード調整可能なツインリアサスペンションユニットと組み合わされ、比類のない真の走りを提供。
高仕様ツインBrembo製4ピストンアキシャルキャリパー(フロントにダブルディスク、リアに2ピストンフローティングキャリパーおよびシングルディスクを装備)はすぐれた制動力を提供するとのこと。

自信を鼓舞する走りに加えて、新型SPEED TWINは以下からもアドバンテージを得ます。
- 17インチ、軽量7スポークアルミ合金製ホイール
- 高性能Pirelli製Rosso Corsa 3タイヤ
- ABSと切り替え式トラクションコントロール(標準装備)
- 快適で直立したライディングポジション
- テーパードハンドルバーおよび新アッパーヨークとライザー
- 807mmのローシート高が特徴の新しい快適なベンチシート、あらゆるライダーの乗り降りを容易にします
- Thruxtonに比べて10kgの大幅な軽量化が可能となり、クラス最高峰のハンドリングに貢献。
スリリングな性能
新型SPEED TWIN専用にアップデートされた1200ccの高出力8バルブBonnevilleパラレルツインエンジンにより、モダンロードスターのキャラクターに命が宿る。アップデートされたこの高性能エンジンは、低慣性クランクと高圧縮ヘッドを特徴としており、Thruxton Rのパワープラントから開発。
エンジンのアップデート
- 新しいマグネシウムカムカバー
- クラッチアッセンブリーの改良
- マスの最適化が施された新しいエンジンカバー
このアップデートにより、Thruxtonのエンジンと比較して2.5 kgの軽量化が実現します。6,750rpmで発生する97PSの最高出力により、この新型SPEED TWINは、2016/17年モデルのStreet Twinよりも76%、2018年モデルのStreet Twinよりも49%の大幅な出力強化を達成した。
加えて、新型SPEED TWINのエンジンは112 Nm @ 4,950rpmの強力な最大トルクを誇り、2018年モデルのStreet Twinから驚異的な40%の強化を実現。
ブリティッシュツインの驚異的な響き
SPEED TWINの新しく特徴的なツインアップスウェプトサイレンサーは、サテンブラックのペイントが施され、ステンレススチール製のエンドキャップを備えており、その力強く伝説的なキャラクターにマッチしたユニークなエキゾーストノートを生み出した。リッチで深みのあるブリティッシュツインの驚異的な響きを際立たせるだろう。
一方、そのスタイリッシュな外観からは想像もつかない最先端の水冷システムが搭載されており、クリーンな排気と燃費向上を実現しながらも、視覚的な影響を最小限に抑えるため緻密に統合されている。初回点検のサービスインターバルを10,000 miles(16,000km)へと延長することで、総所有コストの削減に貢献した。
SPEED TWINのテクノロジー
最先端のライダーテクノロジー | この新型SPEED TWINは、ライダー重視のテクノロジーを数多く装備しており、ライダーの操作性と安全性を向上させ、加えてライダーへの信頼性を強化させています。これのテクノロジーはBonnevilleのスタイルとキャラクターを維持するため、緻密に統合されています。 |
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3つのライディングモード | ライドバイワイヤシステムとリンクした3つの選択式ライディングモード(スポーツ、ロード、レイン)。各モードには、専用のスロットルマップとトラクションコントロール設定があり、ライダーの操作性および安全性を強化させ、‘スポーツ’モードではより俊敏なスロットルレスポンスを提供。 |
ABS | 視覚的な影響を最小限に抑え、レスポンシブでありながらも過度な介入を行わない、最新の安全基準に準拠したABS。 |
切り替え式トラクションコントロール | トラクションが損なわれた際にSPEED TWINの高トルク伝達を管理することで、ライダーの操作性を強化。 |
LED DRLヘッドライト | ヘッドライトに統合されたLEDデイタイムランニングライトが優れた視認性と特徴的なライトプロファイルを提供(法的に許可される場合)。 |
LEDリアライト & インジケーター | クラシックな雰囲気を纏ったミニマルテールセットアップに組み込まれたLEDリアライトおよびインジケーターが、特徴的なリアライト |
ライドバイワイヤ | スロットルレスポンス、安全性、フィールの強化。 |
トルクアシストクラッチ | クラッチへのより軽快なタッチと感触を最適化し、より長く走行快適性を実現。 |
スイッチギア | 新しいツインクロック上の主要機能に容易にアクセスするため、指先でのシンプルな操作を提供するエレガントなスイッチギア。 |
USB電源ソケット | ライダーへの利便性を最大限に高めるため、USB電源ソケットによりライダーのデバイスを充電可能。 |
エンジンイモビライザー | キーに内蔵されたトランスポンダーがより優れた安全性を追加。 |
スタイリッシュツインクロック | 美しいディテールとプレミアムな品質を誇る新しいツインクロック。ハンドルバーに取り付けられたスクロールボタンで操作可能なデジタルメニューシステムを統合。 |
主要機能
- ライディングモード設定
- ギアポジションインジケーター
- オドメーター
- トリップ設定
- メンテナンスインジケーター
- 走行可能距離表示
- 燃料レベル
- 平均燃費&瞬間燃費表示
- トラクションコントロールオフ設定
- 時計
- TPMSインジケーター(アクセサリー装備)
- グリップヒーターインジケーター(アクセサリー装備)
美しくモダンなカスタムスタイル
トライアンフの時代を超越するDNAがすべてモダンでスタイリッシュなカスタムルック、筋肉質なスタイリング、美しくデザインされた数々のプレミアムな装備と結びつき、SPEED TWINはかつてないほどに現代的なスタイルを纏ったBonnevilleになったと言える。

主要装備
- 14 Lシグネチャー燃料タンク
- カスタムスタイルベンチシート
- スモールリアライトを備えたミニマルなフロント/リアマッドガードセットアップ
- アルミニウムバッジディテールがあしらわれたスカルプテッドサイドパネル
- ツインアップスウェプトスポーツサイレンサー
- モダンなバーエンドミラー

14 Lシグネチャー燃料タンク

ブライトアルマイトアルミ鍛造ヘッドライトブラケット

SPEED TWINロゴ入りハンドルバークランプ

サイドパネルフィニッシャー、ヒールガード
- ブラシ仕上げアルミニウム製マッドガード、スロットルボディカバー、サイドパネルフィニッシャー、ヒールガード
- ブライトアルマイトアルミ鍛造ヘッドライトブラケット
- 特徴的なモンツァスタイルロッキングフィラーキャップ
- 新しい7スポークアルミニウム製ホイール
- クリアアルマイトアルミニウム製スイングアーム
- 塗装加工ヘッドライトボウルおよびベゼル
- SPEED TWINロゴ入りハンドルバークランプ
カラーリング
- シルバーアイス×ストームグレイ(ハンドペイントのグラファイトコーチラインおよびホワイトストライプ付き)
- コロッシレッド×ストームグレイ(ハンドペイントのグラファイトコーチラインおよびホワイトストライプ付き)
- ジェットブラック
自身のSPEED TWINをカスタマイズ
カスタマイズを核に設計されているSPEED TWINには、90種類以上のアクセサリーが用意されており、より多くのスタイル、実用性、セキュリティをさらに高めることができます。
以下を含むカスタムパーツを使用して、自分オリジナルのカスタマイズを作成することは、ライダーにとって決して容易ではありません。Vance & Hines製ブラシ加工サイレンサー、ブラックペイントディテール、キルティングシート、およびトライアンフエンジニアリングセキュリティアクセサリー(ディスクロック、グラウンドアンカー、ロッキングチェーンなど)。これらに加え、長距離のツーリングに対応可能なスタイリッシュで耐久性のあるラゲッジシリーズも用意されています。
NEW 2019 SPEED TWIN 仕様
エンジンタイプ | 水冷SOHC並列2気筒 8バルブ270°クランク |
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排気量 | 1200cc |
ボア/ストローク | 97.6 x 80 mm |
圧縮比 | 11.0 : 1 |
最高出力 | 97 PS (72 kW) @ 6,750 rpm |
最大トルク | 112 Nm @ 4,950 rpm |
燃料供給方式 | マルチポイントシーケンシャル電子燃料噴射 |
エキゾーストシステム | ブラシ仕上げ2-INTO-2 エキゾーストシステム(ツインサイレンサー) |
駆動方式 | チェーン |
クラッチ | 湿式多板アシストクラッチ |
トランスミッション | 6速 |
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フレーム | アルミニウム製クレードル付きチューブラースチール |
スイングアーム | アルミニウム製両持ち式 |
フロントホイール | 鋳造アルミ合金製7スポーク 17 x 3.5インチ |
リアホイール | 鋳造アルミ合金製7スポーク 17 x 5インチ |
フロントタイヤ | 120/70 ZR17 |
リアタイヤ | 160/60 ZR17 |
フロントサスペンション | 41 mm径カートリッジ式フォーク(トラベル量120 mm) |
リアサスペンション | ツインショック(プリロード調整可能、リアホイールトラベル量120 mm) |
フロントブレーキ | 305 mm径ダブルディスク、Brembo製4ピストン固定キャリパー、ABS |
リアブレーキ | 220 mm径シングルディスク、Nissin製2ピストンフローティングキャリパー、ABS |
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全幅(ハンドルバーを含む) | 760 mm |
車高(ミラーを含まない) | 1110 mm |
シート高 | 807 mm |
ホイールベース | 1430 mm |
キャスター角 | 22.8 º |
トレール幅 | 93.5 mm |
乾燥重量 | 196 kg (装備重量:215kg) |
燃料タンク容量 | 14 L |
燃料消費量 | 4.8 L/100 km(59 MPG)※参考値 |
109.0 g/km | 109.0 g/km |
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トライアンフコール TEL:03-6809-5233
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